表現って何?

            演技として、人生として、心と身体と感情のバランスを追求した自己表現探求ブログ。 なんて、ぶってみたりすると、かっこいいかな(笑)




スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

8/30 皮・肉・骨

8/30の日記
さて、世阿弥の演劇論の話。

世阿弥の分析、整理能力は本当にすごいと思うのですが、
今日のテーマの「皮・肉・骨」もとっても新鮮で役に立つ理論です。

骨 = 生まれつきの資質、自然と備わった芸術的魅力
肉 = 修練の結果としての芸の力
皮 = 優美な姿、かたち

って、わけています。

たとえば謡いでは

声の美しさ = 皮
曲の面白さを生かす擬古 = 肉
呼吸法 = 骨

とか

舞では

姿の美しさ = 皮
舞の型の技術 = 肉
舞を舞わせる心の充実 = 骨

と、説明されています。


ごくごく簡単にいうと

皮 = 所作
肉 = 技術
骨 = 感情

でしょうか。

そういう風に整理すると、演技にあてはめてもすごくわかりいいでしょ。

芸ごとだけじゃなくて、人間関係=コミュニケーションでも活用できたりして。

感情だけでも伝わらないし、
技術だけでは冷たいし、
フリだけ上手くなってもダメだし。

心が通ってて、それを伝える術を知ってて、表現の仕方も適切。


ところで
世阿弥は、この3つが揃った役者がいないと嘆いています。
それは今も同じかもしれないですね。

えらそうなこと言えた義理じゃありませんが(汗)


この条にすごくわかりやすい例がひとつ上げてあって、
「上手の演技を模倣する場合、外面=皮だけしかにせてなくて、主体性の持たない演技になりやすい」と。

世阿弥がさんざ嫌がる無主風の演技ですね。
無主風とはほんとに演技を極めてはじめて成立するそうです。

ま、見た目だけマネて、でかい口を叩くな、と。
芸はそんな浅いものじゃない、と。

はい、もっともです。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://lastwill.blog9.fc2.com/tb.php/190-afc84db0
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。