表現って何?

            演技として、人生として、心と身体と感情のバランスを追求した自己表現探求ブログ。 なんて、ぶってみたりすると、かっこいいかな(笑)




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彼らのリアル

3~4年前に演劇祭の運営をしている時に、
元気な大学生たちが2年連続で参加していた。

彼らも大学を卒業して2~3年。

就職をしたもの、劇場スタッフになったもの、そして学生のままのもの…。
俺も彼らのその後など知るすべもなく。

だけど一ヶ月前、突然、今度旗揚げします、と連絡がきた。
ぜひ見に来てください、と。


足を運ぶ。

その当時、作・演出をし、そして皆をひっぱっていた男と
劇場近くの喫茶店でばったり会う。

「お久しぶりです、覚えてくれてますか?」と。
顔はもちろんわかった、名前は…。


彼がここでお茶を飲んでるってことは、この旗揚げには参加していないってことだな、と思う。

だから「いま、どうしてるんや」と聞けなかった。
芝居を続けることは、難しい。
芝居の内容は、とっても乱暴に言うと、
ココロを否定した博士と、ココロを欲したロボットの話。


テーマに文句はない。
がんばったなあ、って嬉しいくらい。

でも、とっても「美しく」て、

多くの人を傷つけ、返す刀で歪んでしまった俺には
その「美しさ」の向こう側にあるものに触れない物語がもどかしく…。

会話も、説明口調に終始してる感じ。絡んでいるようには聞こえない。
でも、彼らの日常会話がこういう「絡まなさ」で構築されていることも承知している。

彼らのリアルなんだろうなあって思う。
この抑揚のなさ、感情の表層で成立するストーリー、道徳感たっぷりのラスト。


でも、舞台という表現とはなんだろう、なんて考えてしまった。

年代せいと軽々しくも言えないとも思うし。

金原ひとみの「蛇とピアス」なんて読むと、
かなわないな~って、感じるものね。
何にかなわないのか、よくわからないけど。
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